<第1回大会チラシ> 左の画像をクリックすると大きい画面が開きます
<プログラム> 左記PDFリンクから大会プログラムをご確認ください ※18.10.28改訂
<研究発表要旨> 左記PDFリンクから研究発表要旨をご確認ください ※閲覧にはパスワードが必要です
第1回大会の研究発表を募集しています。(終了)
1.応募資格 本学会の会員
2.発表時間 一件30分(発表20分、質疑応答10分)
3.申込方法 申込書に必要事項記入し大会事務局までメール添付にて送付してください。
4.申込締切 2018年9月末日 →10月8日まで締切延長(締切ました)
5.申込書式ダウンロード 発表要項(PDF)、申込書はこちらからダウンロードしてください。 発表要項 申込書
大会1日目 11/3(土) | |
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9:30~ | 受付 講義棟14番教室 |
11:00~13:10 | 研究発表 A.講義棟27番教室 B.講義棟28番教室 |
13:10~13:50 | 昼食休憩 |
13:50~14:30 | 総会 講義棟15番教室 |
14:30~17:30 | 大会シンポジウム 「面会交流の現状と課題―日本は海外から何を学ぶべきか―」 講義棟15番教室 |
18:00~ | 懇親会 水戸キャンパス内 茨苑会館(学生会館)懇親会企画のご案内 |
大会2日目 11/4(日) | |
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9:00~ | 受付 講義棟14番教室 |
9:30~12:30 | ワークショップ A.講義棟28番教室 B.講義棟29番教室 |
最近、離婚または別居による未成年者と別居親の面会交流に、関心が高まっています。ご存じのとおり、協議離婚届に面会交流協議のチェック欄も設けられ、面会交流を行うべきという社会的気運が高まったと言って良いでしょうか。家庭裁判所でも、原則として面会交流を実施するよう助言をしながら、調停や審判、訴訟を進めています。
しかし、面会交流の頻度を見ると、日本では、依然として月1回程度のパターンが多いようです。その理由としては、面会交流により過去の葛藤や紛争が甦えることへの恐れや、別居親を排除しようとする心理、離婚後は単独親権とする法文化が定着している社会背景などが考えられます。子ども自身も学習塾やスポーツなどに多忙であることも、理由にあげられるでしょう。そして、数回の交流で途絶えてしまうことも多いようです。しかし、これを諸外国と比較すると、どうなるでしょうか。海外では、離婚後も共同親権制度が多いためか、かなり頻繁な面会交流頻度を定めることがあります。例えば、週4日は母方に、3日は父方に監護されるという交替監護さえあります。
では、どちらのスタイルが「子の福祉」上、望ましいのでしょうか。そもそも、面会交流における「子の福祉」の基準は、どこにあるのでしょうか。
今回大会企画シンポジウムにあたり、大会実行委員会では、表記のようなテーマを検討しました。海外のやり方を盲目的に追随するのではなく、良いところを導入しながらも、日本における面会交流を社会的にも文化的にも成熟させていく必要があると思われたからです。今回、シンポジウムには、研究者、司法関係者、そして面会交流支援の実務家で、現在、それぞれ第一線で活躍されている先生方に、シンポジストをお願いしました。各20分ずつ話題提供していただく予定です。それぞれの領域において、今、何が課題で、それは目を転じるとどのような解決策がありうるか、逆にまだ踏み込むのは危険なのか、幅広い議論ができれば良いかと思っています。ぜひ多くの方々のご参加をお待ちしております。(状況により、内容・登壇者は変更する場合はあります。)
シンポジスト
NPO法人 FLC安心とつながりのコミュニティづくりネットワーク Vi-Project 代表 桑田道子
専修大学法学部 教授 佐々木健
奈良女子大学研究院生活環境科学系 助教 曽山いづみ
さいたま家庭裁判所 主任家裁調査官 渡部信吾
指定討論兼コメンテイター
東京国際大学人間社会学部 教授 小田切紀子
会場:人文社会学科 講義棟15番教室 日時:2018年11月3日 14:30 ~ 17:30
研究発表A-1,2 | 司会 青木聡(大正大学) | |
A-1 11:00~11:30 |
中国のステップファミリーの多様性 ―若年成人子の語りにみる同居・別居・扶養― |
明治学院大学大学院社会学研究科 寧 爽 |
A-2 11:30~12:00 |
シングルファーザーの語る子育て経験 |
日本女子大学大学院 三塚 悠 |
研究発表A-3,4 | 司会 緒倉珠巳(SAJ) | |
A-3 12:10~12:40 | 大事なのは親同士の心の仲介!現場から見る面会交流 |
一般社団法人りむすび しばはし聡子 |
A-4 12:40~13:10 | 離婚後の面会交流における両親間の円滑な情報共有 |
特定非営利活動法人ウィーズ 光本 歩 |
研究発表B-1,2 | 司会 町田隆司(東京家庭裁判所) | |
B-1 11:00~11:30 |
養育費不払い問題について -現状およびドイツの制度紹介- |
福井大学国際地域学部 生駒 俊英 |
B-2 11:30~12:00 |
ネガティブな夫婦ライフイベントの多重構造 :日本語版MSQを用いた検討 |
茨城キリスト教大学 黒澤 泰 |
研究発表B-3,4 | 司会 野沢慎司(明治学院大学) | |
B-3 12:10~12:40 | 父母葛藤・協力と子どもの心理的苦痛,適応等との関連 |
筑波大学大学院人間総合科学研究科 直原 康光 筑波大学人間系 安藤 智子 |
B-4 12:40~13:10 | 親の離婚・再婚を経験した子どもの結婚観 |
茨城大学人文社会科学部 野口 康彦 大正大学心理社会学部 青木 聡 大阪産業大学経済学部 菊地 真理 |
■A. FAITプログラム FAIT-Japan
会場:講義棟28番教室 日時:2018年11月4日 9:30~12:30
報告タイトル:離婚家庭と子どもへの支援 ~FAIT(Families in Transition)プログラムの紹介と実践~)
ファシリテーター:福丸由佳(白梅学園大学) 大瀧玲子(日本女子大学カウンセリングセンター) 曽山いづみ(奈良女子大学)
■B. ステップファミリープログラム SAJ(ステップファミリー・アソシエーション・オブ・ジャパン)
会場:講義棟29番教室 日時:2018年11月4日 9:30~12:30
報告タイトル:ステップファミリーの基本理解とサポートプログラムの紹介
ファシリテーター:緒倉珠巳(SAJ)
《1.参加を希望するワークショップ(A or B)2.氏名 3.所属 4.連絡先》
上記1〜4を記載の上、大会事務局までメールでお申込みください。2018office@jarcds.org
事務局より数日内に確認のメールをお送りいたします。参加費1000円は当日受付にてお支払いください。
プログラムに関するお問い合わせは大会事務局までご連絡ください。 2018office@jarcds.org