学会員のみなさま、コロナのオミクロン株で騒々しいこの頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。早く収束し、落ち着いた通常の生活ができるよう、期待したいところです。
さて、3月20日(日)に予定している当学会主催の研修会の、申込み受付がスタートしましたので、ご案内いたします。なお研修会は以下のとおりです。
日 時: 2022年3月20日(日)午後1時30分~4時00分
(当日ご都合が合わない方でも、3月末日まで録画した動画を配信する予定です。)
方 法: Zoomによるオンライン
(当日、講師の宋先生が、韓国から日本語で講演していただけます。)
テーマ: 韓国における離婚後の親子関係
講 師: 宋賢鍾(そん・ひょんじょん)先生(韓国仁川家庭法院専門調査官)
講師をしていただく宋賢鍾先生は、韓国の仁川にある家庭法院(日本の家庭裁判所にあたります)で、専門調査官のお仕事をされています(日本の家庭裁判所調査官とほぼ同じだそうです)。当日は、まず韓国における家族法の概説および法改正の経緯、そして親御さんへの説明のための動画(日本語字幕つき)をご紹介いただく予定です。休憩ののち、宋先生が現在取り組んでおられる「離婚後の親子関係や面会交流など」について、宋先生のご経験や事例のご紹介をしていただく予定です。最後に質疑応答の時間を設けたいと思っております。
学会員のみなさま、一般的に、離婚後も別居親と子どもの面会交流をさせるのが子の福祉にかなうとされながらも、現実的には、いろいろな障壁があるのではないでしょうか。司法関係者にしろ実務家にしろ、これは、いちばん頭を悩ませる問題だと思います。しかし、「井の中の蛙、大海を知らず。」という諺があります。我々はひょっとすると「井の中の蛙」になっているのかもしれません。お隣の韓国では、このような問題にどのように取り組んでおられるのでしょうか。ぜひお話をうかがい、今後の実務や研究に生かしていければ幸いと思います。
学会員のみなさまの参加をお待ちしております。
*申込方法
・お申込や参加用URLの配信は、Peatixを利用します。以下のURLからアクセスください。
https://jarcds2022seminar.peatix.com/view
・お申し込みにあたっては、Peatixアカウントを作成するか、Twitter/Facebook/Google/Appleアカウントでログインしてくださ い。
・学会員限定で、参加費は正会員2000円、学生会員500円です。参加費はPeatixを利用してお支払いください(各種クレジットカード・コンビニ・ATM (ペイジー)・Paypal がお使いいただけます)。
・お申込みは3月17日までとなります。
・本研修会は,日本離婚・再婚家族と子ども研究学会の会員限定の企画です。会員でない方は,Peatixから申込む前に,必ず学会HPから新規入会のお手続きをお取りの上,入会が承認されてからお申し込みをお願いします。
*お問い合わせ
本研修会に関するお問い合わせは、kenshu@jarcds.org(研修委員会)までお願いします。
日本離婚・再婚家族と子ども研究学会
研修委員会 一同