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離婚・再婚家族と子ども研究について

 

本誌は日本離婚・再婚家族と子ども研究学会の機関誌であり,毎年 1 号を刊行しています。本学会会員の離婚・再婚に関連する研究,実践報告,法制度についての研究報告等に関する論文の発表や,実証研究,事例報告,文献の概説,理論的考察,書評,判例評釈・紹介など,できる限り多様な研究を掲載しています。

2022年4月1日より学会誌「離婚・再婚家族と子ども研究」の電子ジャーナルをJ-Stage(科学技術情報発信・流通総合システム)より公開しました。刊行1年までは会員限定で公開,刊行1年後からJ-Stageで広く一般公開してまいります。現在は,創刊号および2ないし5号を一般公開,最新号を会員のみに限定公開(工事中)しております。(各号のタイトルをクリックすると,J-Stageのページが開きます)。

本誌の購入を希望される方はこちらをご覧ください。

 

離婚・再婚家族と子ども研究(第6号)2024年7月発行

第6号

<目次>

巻頭言(二宮 周平)

大会報告「現代社会における面会交流—— 高葛藤父母の場合——」

• 第6 回大会を振り返って ………… 小田切 紀子

〈基調講演〉   
• 家族に起こっていること —どこまでが家族か— …………… 山田 昌弘
〈シンポジウム〉  
• 両親のつながりに関する子供の空想について ………… 妙木 浩之 
• 高葛藤事案における子どものための面会交流 —子どもの最善の利益を考える—………… 高田 恭子 

〈大会特別企画〉
• アメリカにおける高葛藤父母の面会交流のケースへの対応
……………企画者:小田切 紀子・青木 聡・草野 智洋/ゲストスピーカー:Joe Nullet 

〈特集記事1〉「離婚後共同親権に関する議論の現状と課題」  …………… 第6 号編集委員会
• 離婚後の選択的共同親権制に関する改正法と検討課題  …………… 二宮 周平 
• 家族心理学の視点から共同親権をめぐる家族への影響と日本における課題
— 両親の対立関係から信頼関係の回復へ— ……………大西 真美
• 母子生活支援施設利用者が共同親権を選択するのは難しい   ……………代 裕子

〈特集記事2〉「海外の動向」…………… 第6 号編集委員会
• ソウル訪問記 ——ソウル家庭法院の現在をめぐって—— …………… 犬伏 由子 
• 親の離別後の家族とステップファミリーに関するノルウェー訪問調査 …………… 野沢 慎司 
• カナダとオーストラリア訪問記 —— 長期在外研究から見えてきた両国の法制度について—— ……… ローツ マイア 

〈実務家コーナー〉「DV と面会交流」……………第6 号編集委員会 
• DV が主張される面会交流調停における実務の視点 …………… 渡部 信吾 
• 面会交流支援現場のDV ケース対応について …………… 古市 理奈
• 面会交流におけるリスク要因の改善と心理的アプローチ  …………… 綿谷 翔
• 母子生活支援施設職員の経験から …………… 代 裕子

〈書評〉…………… ローツ マイア/梶井 祥子/栗林 靖彦

 

離婚・再婚家族と子ども研究(第5号)2023年6月発行

<目次>
■巻頭言(二宮 周平)

■投稿論文
・離別母子世帯における非同居父と子の交流が子に及ぼす影響(稲葉 昭英)
・面会交流に対する意識の変化のプロセスとその要因
 ——面会交流に前向きになった同居母親を対象としたインタビュー調査より——(草野 智洋)
・離婚後子どもと同居する母親の支援ニーズや必要とするサポートに関する研究
 ——北陸4県と離婚率が高い県の比較を通じて——(直原 康光・曽山 いづみ)

■シンポジウム特集
・第5回大会を振り返って(村尾 泰弘)
【基調講演】
・子どもの声を聴く技術(橋本 和明)
【シンポジウム】
・発達心理学の立場から「子どもの声を聴く意義」を考える(菅原 ますみ)
・子どもの声を聴く意義——子どもアドボカシー研究の立場から——(堀 正嗣)

■特集記事 子ども・家庭福祉分野におけるステップファミリー支援
・ファミリーソーシャルワークにおけるステップファミリー支援の現状と課題(小榮住 まゆ子)
・児童養護施設におけるステップファミリー支援の実際(髙田 祐介)

■実務家コーナー
・企画趣旨「より良い面会交流を実現するために——私が支援していること——」(第5号編集委員会)
・びじっとが支援していること(古市 理奈)
・宿泊交流を叶えた Co そだて合宿(古賀 礼子)
・子の面会交流拒否にどう向き合うか(丹羽 聡子)

■書評
稲垣 朋子・渡部 晃大・山田 哲子

※広報用チラシはこちらからダウンロードできます。

離婚・再婚家族と子ども研究(第4号)2022年8月発行

<目次>
■巻頭言
・学会誌第4号の発行にあたって(二宮 周平)
■投稿論文/研究論文
・夫婦が経験するネガティブライフイベントに関する実態調査と結婚満足度と人生満足度を予測する要因の解明(黒澤 泰)
・離婚後の母親の面会交流の受けとめとゲートキーピングとの関連
 ——母親のソーシャルサポートおよび母親による子どもの意思・様子確認の調整効果の検討——(直原 康光・安藤 智子)
・親用片親疎外尺度(PASPJ)の作成と信頼性・妥当性の検討(柏木 舞・髙坂 康雅)
・離婚・別居前後におけるコペアレンティングの選択プロセスに関する質的研究
 ——複線径路等至性アプローチを用いた分析を通じて——(隅田 玲)
■大会報告
・第4回大会を振り返って(町田 隆司・今里 恵子・小田切 紀子)
【基調講演】
・「子の最善の利益」保護をめざす紛争解決
 ——家事事件実務・当事者支援の視座から——(若林 昌子)
【第4回大会シンポジウム】
・「面会交流や親権をめぐる紛争解決」開会の辞(町田 隆司・今里 恵子・小田切 紀子)
・子どもの手続代理人から見た紛争の解決(池田 清貴)
・ステップファミリーの子の養育
 ——ドイツ法における同居実親、別居実親及び継親による養育と紛争解決についての一考察——(ローツ マイア)
・質疑応答(町田 隆司・今里 恵子・小田切 紀子)
■特集記事
【調査経緯】
・家族法制の在り方の検討における実態把握の重要性(倉重 龍輔)
【分析報告】
•離婚・別居家庭とその子どもの実像と必要な支援
 ——3つの大規模調査から見えること——(横山 和宏・福丸 由佳・大瀧 玲子・渡部 信吾)
■書評
今里 恵子・ローツ マイア・原田 綾子・緒倉 珠巳

 

 

離婚・再婚家族と子ども研究(第3号)2021年10月発行

<目次>
■巻頭言
・学会誌第3号の発行にあたって(二宮 周平)
■特集記事/海外文献紹介
・離婚・別居家庭におけるオンライン面会交流の活用に関する文献レビュー—その長所と短所,高葛藤の家庭における活用上の留意点— (横山 和宏)
■大会報告「離婚・再婚後の子どもと親」
・第3 回大会を振り返って(野沢 慎司)
【基調講演】
・子どもの養育と家族—PCIT での体験を通して—(加茂 登志子)
【第3 回大会シンポジウム】
・「事例をとおして垣間見えた親子のきずなと父母の関係」開会の辞(町田 隆司)
・離婚後の親子・父母の関係を見据えた法律事務所の取組み(牛見 和博・牛見 明日香)
・面会交流の紛争における高葛藤化のパターンとその対処(吉田 浩)
・共同養育実践に向けた親同士の関係再構築への支援の必要性(しばはし 聡子)
・質疑応答(町田 隆司)
■支援活動団体紹介
・共同養育実践に向けたオンラインによる親同士の関係再構築のためのコミュニティづくり(しばはし 聡子)
■書評
久保 桂子・草野 智洋・佐藤 千恵・村尾 泰弘

離婚・再婚家族と子ども研究(第2号) 2020年6月発行

<目次>
■巻頭言
・学会誌第2 号の発行にあたって(野口 康彦)
■投稿論文/資料論文
・日本語版MCS-DR の因子構造,信頼性,妥当性の検討(青木 聡)
■大会報告「離婚・再婚と子どもの育ち」
・第2 回大会を振り返って(野沢 慎司)
・子どもの意見表明権と子どもへの情報提供―尊厳と育ちへのサポート―(二宮 周平)
・離婚・再婚と子どもの育ち 開会の辞(町田 隆司)
・親の離婚を経験した子どもの家族意識―家族の境界・親とは誰か―(梶井 祥子)
・紛争下の子どもの健全な育ちのために―家裁における取組の紹介―(横山 和宏)
・ADR(裁判外紛争解決手続き)の場で語られる離婚と子どもの福祉(小泉 道子)
・質疑応答・補遺(町田 隆司)
・ラウンドテーブル「面会交流支援への家族療法の適用をめぐって」での話題提供を終えて(小林 佳代)
■支援活動団体紹介
・一般社団法人びじっと・離婚と子ども問題支援センター
 ―面会交流支援現場の活動― (古市 理奈)
■書評
長野 恭子・古賀 礼子・武田 大助・生駒 俊英


 

離婚・再婚家族と子ども研究 創刊号(第1号) 2019年3月発刊

<目次>
■巻頭言
・学会誌発刊にあたって(野口康彦)
■講演録
・離婚・再婚後の家族のかたちと子どもの育ち-現代日本の「固定観念」を超えて―(野沢慎司)
・離婚,再婚家族の子どもの課題と展望-面会交流支援者の立場から-(山口恵美子)
■第1回大会シンポジウム
・面会交流の現状と課題-日本は海外から何を学ぶべきか-(佐々木健・渡部信吾・桑田道子・曽山いづみ・小田切紀子・町田隆司)
■文献紹介
大瀧玲子・山﨑祥子・野沢慎司

 



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